何かとよく聞くようになった環境の話の
中で、燃料電池や再生可能エネルギー、
蓄電池など違いが分からない言葉が
数々出てきて疑問を感じている方も
いらっしゃると思います。
今回は、燃料電池、再生可能エネルギー、
蓄電池の違いを端的にまとめてみました。
もくじ
燃料電池とは簡単に言えば発電装置
出典元:https://pixabay.com/ja/
小さな小さな発電所
燃料電池は水素と酸素の化学反応で
電気をつくりだす発電装置です。
燃料電池は電気をつくりだしますが
貯めておくことは出来ません。
燃料電池の燃料には都市ガスと水を
使う必要があるので環境に優しい
とは言えないかもしれませんが、
ただ、電気をつくりだす時に
二酸化炭素もが出ないことや、
ゴミが水だけのところがクリーン
なんです!
▼電気を作るときに出るゴミ
核廃棄物という言葉を聞いたこと
がある方もいらっしゃると思います。
電気だけでなく物をつくりだす時には
廃棄物(ゴミ)が出ますね。
家庭で料理をする時もハンドメイドで
作品を作る時も、世の中にある
作られたものには必ず捨てられた
残りカスやゴミがあります。
原子力発電から出るゴミが危険な
ことはご存じですよね。
燃料電池が出すゴミは水だけ
なのでとってもクリーンなのです!
燃料電池は再生可能エネルギー
ではない
燃料電池は再生可能エネルギーの
仲間じゃない
「絶えず資源が補充されて枯渇
することのないエネルギー」、
「
利用する以上の速度で自然に 再生するエネルギー」
「
CO2を排出しない」 出典:https://ja.m.wikipedia.org
上記の通り再生可能エネルギーとは
風力、太陽光、地熱、バイオマスなど
自然の力で賄われるエネルギーのこと。
再生可能エネルギーはゴミが出ないん
ですよね。
燃料電池は燃料に都市ガス、
いわゆる化石燃料である天然ガスを
使うため、燃料を使わず発電する
風力発電や太陽光発電に比べて
再生可能エネルギーの仲間には
入らないと言われています。
▼燃料電池の良いところ
風力発電や太陽光発電は天候に
左右されます。
風がない日や太陽の光が弱まる冬
などは発電力が下がりますが、
燃料電池は天候に左右されることは
ありません。
家庭用燃料電池の普及は年々増加
傾向にあるのは、災害対策の
意味合いがあるからでしょう。
再エネと蓄電池の違い
充電して繰り返し何度も使える
蓄電池
私たちの身の回りにある
充電して使える家電品に内蔵
されているのが蓄電池になります。
▼家庭用蓄電池
出典元:https://www.eco-hatsu.com/battery/enetank/
太陽光発電で作った電気を
貯めながら使うものが主流ですが、
自宅のコンセントで電気を貯める
リチウムイオン蓄電池タイプは、
工事がなくても室内に設置できる
ものもあり、こちらも災害対策などに
一般家庭にじわじわと普及しています。
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まとめ
今回はなるべく理科用語は使わず
燃料電池について分かりやすく
解説させていただきました!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。