RIZIN参戦を表明した
レスリング現役世界チャンピオンの
太田忍選手。なぜ今までとは違う
異世界へチャレンジしたのか、
太田選手のレスリング時代の経歴と
共にお父様との絆を紐解いてみたい
と思います。
どうぞご一読ください。
もくじ
太田忍選手ライジン参戦!
転向した理由とは
出典元:https://www.google.com/
『ずっとやりたいと思っていた』
リオオリンピック終了後から
RIZIN、修斗、DEEPなど日本の格闘技を
観戦されては思いを募らせていた太田選手。
レスリング出身の格闘家は世界でも珍しい
ことではありませんが、現役チャンピオン
でありながら格闘技界への参戦は
世界初です!
2020年11月21日、
レスリング競技で世界ランク1位まで
登りつめた太田選手が総合格闘技(MMA)
への転向と、同年12月31日さいたま
スーパーアリーナで開催されるRIZIN.26で
デビューすることを表明されました。
9月に所属していた会社を退社、
所属ジムはなくフリーでの挑戦です。
↓太田選手のレスリングの試合
ここでなぜ太田選手にパッシーブが与えられ1ポイントを失ったのか。
レスリング詳しい人教えて下さい。
僕は未だに納得できません。#陰謀論 pic.twitter.com/4D2jmKmhrD— Shinobu ota 太田 忍 (@Shinobu63no_1) August 25, 2020
総合格闘技ファンからは「MMAは甘くない」
レスリングファンからは「期待している」
正反対の2つのファンの声を背負っての
デビュー戦となります。
相手は子供のころから好きだったという
ベテランの所英男選手(43)、
「負ける気はない、しっかり準備して
臨む」と意気込みを聞かせてくださった
太田選手、五輪開催までの準備期間の
経験を活かして着々と技も体も仕上げて
いるんだと、期待も注目度も高まるばかり
ですね。
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↑所英男選手(43)
(ところひでお)
24才でプロデビュー
戦績58試合41勝26敗
『リングの魔術師』と呼ばれている。
▼直前放送 フジテレビ
『FUJIYAMA FIGHT CLUB
大晦日は格闘技RIZIN 』
※全て関東ローカル
12月29日(火)25:55~26:55
12月30日(水)26:50~27:50
12月31日(木)13:50~14:45
▼RIZIN.26 放送
12月31日(木)18:00~23:45
全国フジテレビ系列で放送
▼配信情報
RIZIN LIVE 完全生中継
12月31日(木)13:10~
前売りチケット 5000円(税込み)
12月30日(水)23:59まで購入可能
当日チケット 5500円(税込み)
※RIZIN LIVE前売りチケットを
購入して『応援コード』を
ぜひ入力して下さい。売上の一部が
選手の還元されます。
BSスカパー
12月31日(木)13:10~22~30
視聴チケット 5500円(税込み)
商品コード:Y57
Ch.BS241
プレミアムサービス Ch.579
※BSスカパーを視聴するには
契約が必要です。
太田選手は9試合目の登場になります。
また、太田選手はレスリングに一区切り
をつけると話されていて、
この一区切りの意味がレスリングの
一時的な休止なのか引退を考えての
ことなのか、ファンの皆さんに
とっては少しやきもきしますね。
そんな太田選手のプロフィールを含め
レスリングの功績を振り返ってみたいと
思います。
太田忍選手レスリングの軌跡
「オリンピックに出ろ!」
父の言葉が現実に
▼プロフィール
・太田 忍(おおた しのぶ)
・1993年12月28日生まれ26才
・青森県出身
・日本体育大学体育学部卒
・身長165 cm
・体重61kg
▼小学校時代
元レスリング選手だった父、陽一さんに
連れられてきた地元八戸にあった道場
『八戸キッズ』を主宰していた
勝村靖之氏(現山口県レスリング協会会長)
の下で小学校1年からレスリングを
始めます。
「背中をつけたら勝ちだ」そのお父様の
言葉に太田選手は面白いと感じたのです。
「オリンピックに出ろ!」が
お父様の口癖でした。
▼高校時代
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山口県斎藤道場で指導することになった
恩師勝村氏を慕い山口県柳井学園高等学校
に進学、勝村氏の実家で下宿生活を送り
ながら練習に励み、2011年国体少年
男子グレコローマン55kg級で優勝を
果たします。
▼大学時代
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いくつもの大学から誘いを受けていた
太田選手ですが、グレコローマンの
ライバル達がひしめく日本体育大学へ
入学します。
3年の時には国際大会初優勝、翌年4年生
では天皇杯初優勝とリオオリンピック
アジア予選で2位となり、
リオオリンピック日本代表に内定。
▼社会人時代
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2016年日本代表に内定した太田選手は
大学卒業後、より金メダルを目指せる
環境にと、大手警備会社に入社。
同年8月オリンピックに初出場し
世界選手権のメダリストやロンドン
オリンピック銀メダリストを次々倒し
決勝へ進出。
決勝で前年世界選手権覇者に
破れるも銀メダル獲得、
2000年シドニーオリンピック以来の
3大会ぶりの快挙でした。
2019年には63kg級で自身で初めての
世界一である世界ランク1位に。
「オリンピックに出ろ!」お父様の言葉を
追うように自らを厳しい環境へ身をおき、
肉体的にも精神的にも強くなっていった
太田選手のオリンピックへかける思いが
伺えます。
子供のころから練習の虫だった太田選手は
実家の環境も影響しているのでしょう。
ご家族はレスリング一家だったのです。
太田忍選手の父は元レスリング選手
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『息子は自分を越えた』と
言い続けた父、陽一さん
太田選手は父(上画像:左)
母、姉、2人の妹の6人家族です。
お父様は高校時代レスリングをされて
いました。
お姉さんと2人の妹さんも
レスリング選手です
まさにレスリング一家ですね。
小学2年生から「世界一になるための
世界で一番の練習」がお父様の指導により
自宅近くにある道場で始まります。
時には夕方から朝の5時までの厳しい
練習にもついていくどころか、お父様が
1時間以上の不在中も、もくもくと練習を
続けていたとか。
人から見た厳しい練習も太田選手
ご本人にはオリンピックに出場する
ための必要な練習と納得したうえだった
のでしょうね。
オリンピックで銀メダリストとなった
太田選手を、レスリング選手として
「自分を越えた」「立派な大人になった」
とお父様は讃えていらっしゃいました。
お互い尊敬しあえる親子って
素敵ですね。(*^^*)
まとめ
ルールも戦い方も違う異世界へ
チャレンジするリオ五輪銀メダリストの
太田忍選手。
レスリング同様に1位を取って
ファンを喜ばせてほしいです。
格闘技の潜在能力は未知数、
これからの活躍に期待しない人は
いないでしょう。
最後までお付きあい
いただきありがとうございました。